鍼やお灸について
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脳梗塞・脳出血発症後、頭の重さにビックリ!手のツボで首の痛みを解消!!
脳梗塞・脳出血など病気を発症してから
『頭が重い』『首が痛い怠い』『肩が凝る痛い』
今まで感じたことがなかった頭の重さに悩まされている方が
数多くいらっしゃいます。
人間の頭はどのくらい重たいのか知ってますか?
頭の重さは人間の体重の10%と言われています。
60㎏の体重なら頭の重さは約6㎏です!
2Lのペットボトル3本。かなりの重量ですね。
これを細い首で支えています。
体が床面に対して垂直に立っていれば(座っていれば)支えるのは容易です。
しかし、体が前かがみになったり、横に倒れたり…。
さらに片麻痺で上手く力が入らず首が動かせないと頭は6㎏以上に
ものすごく重たく感じます。
そこで。首の痛み重怠さを解消できる手のツボをお伝えします!
脳梗塞・脳出血後の首の痛み重怠さに効くツボ
脳梗塞・脳出血発症後、首が痛くて動かせないときに効くツボ
【 落沈 】
麻痺で首が上手く動かせない。力が入りすぎて肩がこり首が痛く動かせない。
そんな時に役立つツボです。
寝違いの特攻穴でもあります。
手の甲側にあります。人差し指と中指の付け根から親指の幅分くらい
手首側に入ったところにあるくぼみ。骨と骨のつきあたりのところです。
親指の先で押します。親指と人差し指で手をはさむようにツボをつまみ
親指と人差し指をすり合わせるように刺激してもいいです。
脳梗塞・脳出血後、首を横に上手く動かせないときに効くツボ
【 四瀆 】
手の甲側にあります。手首と肘のしわを結んだ中間で腕の2本の骨の間です。
脳梗塞・脳出血後、首の横から後ろにかけての違和感に良く効きます。
『瀆』は水路を表します。四瀆とは中国の四大水路のこと。
体の中の主要な流れ。広く気が注がれる通路を意味します。
親指をツボにあて腕をつかむようにして、じわっと押します。
脳梗塞・脳出血後、首から腕までの筋肉をゆるめるツボ
【 後渓 】
手を軽く握ったときにできるシワの外側。
小指の側面を手首に向かってなぞると出っ張った骨にあたります。
その骨の下のくぼんだところです。
痛みや筋肉のつっぱりで肩首が動かせない時にも効果的です。
反対側の親指で小指の方に少し押し上げるように押します。
机の角にツボを押しあて手を上下左右に揺らしてもいいです。
脳梗塞・脳出血後、首の痛みや怠さに効くツボ
【 手三里 】
肘を曲げたときにできるシワの外側から手に向かって指3本分のところ。
腕が怠い、手首や指の動きが悪い、痛みがある時にも効果的です。
反対側の手で腕を持ち親指でツボを押さえ、手のひらを表裏返すように
回すと簡単に刺激することが出来ます。
首がつらいけど腕を上げることが出来ずが首に手が届かない。
そんな時に手のツボは、とても便利で効果を発揮します。
是非、試してみてくださいね。