脳卒中/脳梗塞
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脳卒中後の神経障害とは?
おはようございます。ケンリハブログです。今日もケンリハ脳卒中回復ステーションより脳卒中やリハビリに関する情報をお届けしていきます。今日のテーマは「脳卒中後の神経障害」についてです。脳卒中には様々な症状がありますが、神経障害はその中でも症状が多岐に渡ります。今回は脳卒中後の神経障害の症状を紹介していきます。
脳卒中後の神経障害
脳卒中後の神経障害には以下のものがあります。
◇運動障害
脳卒中後は片側の運動障害によって自分の思ったように身体が動かなくなったり、過剰に力が入ってしまう(痙縮)などがみられます。過剰に力が入り続けてしまうと筋肉は固くなり関節の動きを制限しますし、反対に筋肉は痩せ細ってしまいます。
◇感覚障害
脳卒中後の感覚障害では、触覚、冷覚、温覚、などが分からなくなってしまったり、他にも自分の身体の位置や動きが分からなくなってしまうなど症状は様々です。
◇視覚障害
脳卒中後は視野が狭くなったり、物が二重に見えてたりすることがあります。
◇嚥下障害
脳卒中後は飲み込みに必要な筋肉が上手く使えなくなり食物を飲み込めなくなったり、ムセやすくなります。リハビリでは、言語聴覚士が評価や訓練を行います。
このように脳卒中後の神経障害では、様々な症状が見られます。そのため、リハビリでは神経症状一つ、ひとつに合わせてリハビリに介入していく必要があります。