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脳卒中/脳梗塞

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脳卒中の後遺症の失行・失認・失語とは?

おはようございます。ケンリハブログです。今日もケンリハ脳卒中回復ステーションより脳卒中やリハビリに関する情報をお届けして参ります。今回のテーマは「失行・失認・失語」についてです。これらは、脳梗塞の後遺症の中の高次脳機能障害に含まれます。高次脳機能障害とは、脳卒中などの脳の病気や事故などにより、脳が部分的に損傷したことで、言語、思考、記憶、行為、学習、注意などの機能に障害が出ることを指します。症状の種類や程度は人によって様々です。症状が強く出現する場合は、日常生活に支障を及ぼします。今回は、その中でも「失行・失認・失語」について一緒に学んでいきましょう!

 

 

 

 

 

失行とは?

 

 

 

失行とは、手や指などの運動や記憶にも問題は無いのに、病前まで当たり前のようにできていた字を書く、食事を食べる、はさみを使う、などの日常の簡単な事が出来なくなる症状が出現します。失行症には様々な種類があります。「観念運動失行」、「観念失行」「着衣失行」などがあります。観念運動失行とは、物品を使用しない単純な運動や1つの物品を対象とする運動が言語命令、模倣、物品使用のいずれでも障害されるもので、自動運動は可能であるが意図的な運動はできない状態」と定義しています。「はさみを使って下さい」などの物品使用の命令や「動きを真似して下さい」などの模倣動作が障害を受けます。観念失行は、「個々の運動はできるが、複雑な一連の運動連鎖が必要な行為が障害される」と定義しています。物品の名前や用途を説明できるが使用ができないのが特徴である。

 

 

 

 

 

 

失認とは?

 

 

 

失認とは感覚を介して対象物を認知することができない障害のことである。視覚、聴覚、触覚などの感覚のなど様々な失認があります。多く見られる失認症は、視覚に関係する「視覚失認」と、「身体の感覚」に由来する身体失認に分かれます。視覚失認とは、目で見ているものが何なのか分からない。見ている物はわかっていても名前がわからない。など症状は様々です。身体失認とは、身体に麻痺はなくても自分の身体を認識する事が出来ないため、自分の身体を使わない、身体の各部位が分からなくなるといった症状を呈します。

 

 

 

 

 

失語とは?

 

 

 

失語とは、口やのどには麻痺が無いのに言葉が出てこなくなったり、聴力や記憶力には問題がないのに言葉の意味が分からなくなってしまう症状です。失語症には「運動性失語」や「感覚性失語」などがあります。運動性失語とは、話を聞いて理解する事はできますが、いざ言葉を出そうとすると言葉が出てこなくなってしまう症状です。感覚性失語は、言葉は流暢に話すことは出来ますが、い間違いが顕著で、支離滅裂語となることもあります。話す内容は質問や状況に合わないことが多く、発話量のわりに内容が伝わらない場合もあります。急性期などではしばしば多弁を呈することがあります。