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脳卒中後遺症の肩手症候群とは

おはようございます。ケンリハブログです。今日もケンリハ脳卒中回復ステーションより脳卒中やリハビリに関する情報をお届けしていきます。今日のテーマは「脳卒中後の肩手症候群」についてです。

 

 

 

肩手症候群について

 

 

肩手症候群とは、肩の亜脱臼を伴う、麻痺側の肩や手の強い腫脹や強い痛みがみられ、症状は肩の痛みだけではなく、手の甲の腫れ・熱感・安静時痛が特徴的です。

 

 

 

〈原因〉

 

原因が明らかではない特発性のものもあるが、臨床的にみられる本症候群の多くは、脳卒中後、心疾患、頸部痛、上肢の外傷などに続発する。

 

 

 

〈症状〉

 

症状は急性期では手部の腫脹・熱感・発赤、手指の運動時痛を伴うことが多く、慢性期では手指の関節拘縮と筋萎縮を伴うようになる。重症例では、上肢機能は廃用手となり使えなくなることもあります。

 

 

 

〈リハビリ〉

 

 

①ポジショニングによる亜脱臼・拘縮の予防

 

肩手症候群の方の多くは、肩の亜脱臼や拘縮になりやすいです。ポジショニングは一部の箇所だけに負荷がかからないようにしたり、筋肉や関節が固くならないポジションに設定しましょう。人によって症状は様々ですので、ポジショニングもその方に最も合ったものを提供して予防に努めましょう。三角巾を使用する場合も、必要以上に同じ肢位での固定や保持する事も拘縮や痛みに繋がる可能性がありますので注意しましょう。

 

 

 

 

②愛護的な関節可動域訓練で筋の短縮を予防

 

肩手症候群では、不活動や三角巾の固定に伴う筋の短縮や萎縮が生じます。そのため、リハビリや自主訓練では愛護的な関節可動域訓練を行っていきましょう。ポイントは痛みの伴わない範囲で行う事です。肩手症候群では、炎症が起こりやすいので愛護的に行う事を忘れてはいけません。

 

 

 

 

③物理療法・温熱療法

 

肩手症候群では、ホットパックやパラフィン浴といった温熱療法は痛みや拘縮にとても効果的です。炎症があるときは禁忌となるので必ず専門家の指示の下行って下さい。

 

 

 

 

④日常生活トレーニング

 

不活動の時間が短くなると筋肉が痩せてしまうだけではなく、痛みにも過敏になりやすくなります。そのため、全く動かさなくなってしまうのは悪循環を生んでしまいます。痛みの出ない範囲で出来る範囲から普段の日常生活を送って見て下さい。

 

 

 

 

今日は脳卒中後の肩手症候群についてお伝えしてきました。いかがだったでしょうか。このようにケンリハブログでは、脳卒中の方に有益な情報を毎日お届けしていきますので是非、見に来てください!