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脳卒中/脳梗塞

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脳卒中片麻痺の装具は何で必要なの?

片麻痺の方によく見られる歩きの特徴として、内反尖足や膝折れ、反張膝などがあります。

これらは生活する上、歩く上で体を動かすことを阻害し、生活を困難にする恐れがあります。

出来るだけそういった症状や現象が出ないようにしようとしても、それらの現象は歩いていると勝手になってしまうものです。

そこでほとんどの方が入院中に装具を作成し、治療用あるいは生活用として必要になるものとなります。

しかし装具の目的はそれだけではありません。

装具には「装具を使う事でその人の機能障害の軽減」を目的にします。

ですので様々な面で、装具には目的があるのです。

 

 

 

 

 

脳卒中片麻痺の装具の目的

 

1.変形の予防および矯正

 

片麻痺の影響により足首を動かすことが難しい、痙縮があるなどの症状がある方も少なくありません。

そういった症状が長い期間続くと、次第に関節は拘縮し、筋肉は短縮してしまいます。

それを予防する為にも装具は必要です。

自分ではなかなか足首や足の指を動かせなくても、装具を使う事で自然に足首の招きを助けてくれます。

 

 

 

2.変形部位の収納

 

すでに変形がある方にも同じです。

変形してしまったから装具は意味がないとはなりません。

変形してしまった足は痛みを起こしたり、更に変形を進行させるおそれがあります。

痛みがあっても、強い変形があっても、歩くことが困難になってしまう可能性があります。

それらを保護し、装具の中に納めることで周囲との接触刺激を抑制し、変形が進行しないように予防できます。

 

 

 

3.関節の固定

 

麻痺があり上手く力を出せない、足首が上がらずつま先を擦ってしまう、膝折れしてしまうなど、力の制御が難しく、歩きが不安定になってしまう場合に有効です。

装具によって足首や膝を固定し、歩きの中で転んでしまう危険因子を排除することができます。

 

 

 

4.関節の運動補助

 

装具にもさまざまな種類があり、プラスチックや金属で固定を主目的とするものもあれば、油圧や角度の調整が可能なものもあります。

そういった装具は油圧などの反発する力を利用し、自分だけでは出せない歩く力を補助してくれます。

こういったサポート機能を果たしてくれる装具もあります。

 

 

 

5.免荷

 

骨折などにより体重をかけてはいけない時期に使う装具です。

体幹に使うものや、足に使うものがあります。

装具を使い直接骨や関節に負担をかけず、歩いたり生活する助けになってくれる目的を果たしてくれます。