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脳卒中/脳梗塞

脳卒中/脳梗塞

脳卒中後の寝たきり予防のすすめ

骨折や脳卒中などの怪我、病気を発症すると、入院が必要になるケースがあります。

とくに脳卒中などの病気では状態が安定してから、リハビリ病院へ転院し、最大で180日間の入院をするケースも少なくありません。

リハビリ病院では毎日のリハビリがあるので、弱ってしまった体を動かす機会が非常に多く、しっかり筋力を元へ戻したり、歩けるようにするようなリハビリが行われます。

 

 

 

しかしせっかくリハビリを頑張っても、新たに病気になったわけではないにも関わらず、退院してから体の機能が低下してしまうケースも多く、中には寝たきりになってしまう方もいます。

それではせっかく長い間入院してリハビリを頑張ったのが無駄になってしまいます。

 

 

 

 

 

寝たきりを予防しよう

 

生活リズムを整える

 

入院中は決まった時間に食事が出ますし、消灯時間も決まっていますのでおのずと生活リズムは整いやすいです。

しかし退院したあとは、ついつい寝過ごす、食事の時間がバラバラなど、生活リズムが乱れてしまうケースも少なくありません。

生活リズムの基本は「食べること、排泄すること、眠ること」です。

この3つのリズムが整っていることが生活リズムを整えてくれます。

脳卒中の方の場合、食欲不振や水分不足、便秘や頻尿、不眠や不穏などがあると生活リズムが不規則になりやすいので、注意が必要です。

 

 

 

自分でできることは自分で行う

 

寝たきりを予防するには原則体を動かすことは必要不可欠です。

いくら健康な人でも、体を使わないと筋肉の萎縮や関節の拘縮は進みます。

体を動かさない安静期間はわずか1週間で全体の10-15%もの筋力が低下するといわれているほど。

食事や着替え、入浴などを行うことは最低限かと思うかもしれませんが、これは「ゆっくり平地を歩く運動とほぼ同程度の運動強度」があるんです。

日常生活の中で動かすだけでも最低限の運動は確保できます。

「動きが遅いから」「自分でやると大変だから」「転ぶと危ないから」といって何も自分でしないのはいけません。

できる範囲のことをできるように行う事が寝たきりの予防にはとても重要です。

 

 

 

人との関わり合い

 

脳卒中などの病気では人によって退院後も後遺症が残ることがあります。

後遺症があることを気にして気持ちが沈んでしまったり、人に合う事を嫌になってしまうことがあります。

「病は気から」と言われるように、気持ちが不安定だと、体の不調にもつながりやすく、これが寝たきりにつながるおそれもあります。

少しでも誰かを会話をする機会を作り、とくに自分と同じような状況の人との会話は、「一人ではない」「自分だけではない」と思える事もあります。

塞ぎこみになりがちですが、少しずつでも一歩進み、前向きな気持ちが芽生えると調子も良くなるかもしれませんね。

 

 

 

転ばない

 

病院から自宅に帰ってきたときに最も怖いのが「転倒」です。

みな注意して生活をすることかと思いますが、一度でも転倒をすると恐怖心から動くことを恐れてしまいそこから寝たきりになってしまうことがあります。

怪我をしないことが一番ではありますが、家の中の環境を整備し、転ばない環境で安心して過ごせるように心がけましょう。