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リハビリについて

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リハビリ職種としての働き方−重症心身障害児編−

おはようございます。本日もケンリハ脳卒中回復ステーションから脳卒中やリハビリについての情報を皆さまにお伝えしていきます。本日の内容は、前回も一度行いましたリハビリ職種としての働き方です。今回の内容は、重度心身障害児編です。私は、重症心身障害児のリハビリに携わっていた経験がございます。重症心身障害児のリハビリや関わり方についてお話ししていきますね。

 

 

 

重症心身障害児のリハビリ

 

 

 

皆さんは、重症心身障害児について知っていますか?もしかしたら、一度も聞いたことがないって方も多いのではないでしょうか?実は、私もこの仕事を始める前は重症心身障害児という単語を聞いた事はあってもどんな子達なのか知りませんでした。

 

 

 

 

重症心身障害児とは、重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態を重症心身障害といい、その状態にある子どもを重症心身障害児といいます。さらに成人した重症心身障害児を含めて重症心身障害児(者)と呼ぶことに定めています。重症心身障害児(者)の数は、日本では4万人以上人いると推定されています。症状は、呼吸器をつけている子。身体の変形。発作がみれれる子などその子によって様々です。日本にこれだけの人数がいるのも関わらず、皆さんが目にする機会がないのには理由があります。上記症状がある中、リスクを考えたり、介助をしながら外出する事は家族だけでは難しいケースがあります。また、社会的認知も少ないため、周りからの視線を気にしてしまい外出する事を避けてしまうなんてことも少なくありません。

 

 

 

 

 

 

リハビリ職種としての関わり方

 

 

 

 

私は、重症心身障害児の子と関わる際に意識していることがあります。それは、その子の個別性を大切にして新しいことにチャレンジする!です。重症心身障害児の子たちの症状は、それぞれその子によって全く異なります。その為、その子一人ひとりに合ったリハビリや療育を行うことが大切です。何に興味を持っているのか?その子が楽になる姿勢は?親御さんとの関係は?これらを意識していく事で本当にその子の個別性を知ることが出来ます。

 

 

 

 

私が働いている重症心身障害児のデイでは、定期的にご家族さん参加型の外出があります。リハビリでは、その日に向けた車椅子の調整や姿勢保持のトレーニングを行ったりします。当日は、看護師、リハビリ職種、ご家族さんが密に協力して外出します。水族館に初めて行った子たちは、目の前で魚を見たり、イルカを直接手で触れたりなどの体験をすることが出来ました。私たちから見たら当たり前の事かもしれませんが、その子たちにとっては貴重な一日になるのです。重症心身障害児に対するリハビリ職種としての働き方は、そんな素敵な一ページを一緒に作り上げる事ができます。今回は、重症心身障害児についてと、リハビリ職種としての働き方についてお伝えしました。今後もこのシリーズは続けていきますのでお楽しみに!