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自宅リハビリ

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自宅リハビリを行うときは裸足でやろう

今回のテーマは、「リハビリを行うときの足の状態」です。

脳梗塞を発症した場合、麻痺の程度によって足に「装具」を装着する方がいます。

麻痺によって足首の動きが困難であったり、歩くと尖足になってしまったりすることを予防するためです。

躓いたり転ぶことを防止する意味でも、生活上かかせない状態である方もいます。

 

 

 

 

 

 

さてそんな装具ですが、「いつ」「どんなときに」脱着するのでしょうか。

歩くときだけ装着しますか?寝るとき以外は装着していますか?運動するときはどうしますか?

 

装具を使用する方の多くが、生活上のほとんどの時間で装着しているのではないかと思います。

いちいち装着するのが面倒くさかったり、急にトイレに行きたくなったときに装着していないと困るというような意見を聞きます。

 

それはごもっともです。自分でも同意見です。

装具の種類によっても異なりますが、装着には時間のかかるものもあります。

手や腕の麻痺があると、片手で装着しないといけなくもなります。

 

 

 

 

 

 

では、その装具はいつ外していますか?

一日の大半の時間、装具を装着している方の場合ですと、入浴と就寝中くらいという方もいるかもしれません。

やはり何かしらの「移動」を伴う場面を要す時には、装具をつけていたいからでしょう。

 

では、家で自主訓練を行うときはどうでしょうか?

ここでお勧めしたいのが、「装具を外し、裸足で自主訓練をすること」です。

これはどんな自主訓練を行うときでも同様です。

 

例えば、スクワットや立ち座りなどの運動では、足が地面や床に接地していますね。

本来、足の裏から入る感覚情報というのは非常に重要で、どこに体重がかかり、どこで力を発揮し、どのように体を動かしていくのかを、「センサーのような役割」として足の裏から入る情報を脳に伝えています。

また、地面に足が接地しているときに行う運動は、足首の動きを伴うことが多く、その本来動くべき足首の動きを装具で固定してしまっていては、正しい体の使い方や正しい動きの学習は困難となります。

足首のストレッチは多くの方が取り入れているかもしれませんが、せっかくストレッチを行っても、その状態を活かすことができる運動を取り入れなければ足首の本来の役割の学習にはなりません。

 

いちいち外すのが煩わしいと思うかもしれませんが、せっかく意欲があって自主的に運動しているのであれば、少しでもより良い効果を求めていくべきでしょう。

 

 

 

しかし装具がないとスクワットが出来ない、立ち座りが出来ないという方もいると思います。あるいは立つときに足指が曲がってしまう方や、後ろに倒れそうになってしまう方もいるでしょう。

そういった方は、まずは装具がない状態で出来るところを目標にやってみましょう。

 

ポイントは、

 

「どこに体重がのっているか」

 

「立つときやスクワットのときに体重が前後にブレていないか」

 

「足の裏に体重がかかる感覚があるか、あるいは左右同じように体重がかかっているか」

 

などが挙げられます。

 

 

 

回数をたくさんやる前に、一回一回を丁寧に、正しく行う意識でのぞんで下さい。

 

足の裏から入る情報を頼りにヒトは身体を動かし、生活をしています。

 

なかなか意識を向けないところではありますが、少し意識してみるといいかもしれませんね。